6B4Gプッシュプルアンプ製作例
☆ 回路構成
固定バイアスよる軽いAB2級動作で、ヒーターは個々に整流しています。(ヒータートランス追加)
ヒーター巻線により整流電圧が異なる為、6.3Vになるよう抵抗で調整。
ハムバランスは取付スペースの問題で、片方のみ100Ωのボリューム、片方は47+47Ωの固定にしました。
B電源はチョークインプットで約300Vを取出しています。(チョークインプット可能なCH−5−300Dに変更)
カソードフォロアー段は12AZ7に変更。(12AU7ではバイアスが深く、バイアス用電源回路の変更が必要)

☆ 回路図
画像データー
☆ 配線図
1, 電源、アース回路
2, 高圧、整流回路
3, ヒーター回路
4, 電圧増幅回路
5, 出力回路
☆ 完成写真
裏面

☆ 調整
6B4Gの電流は1本当り40mAに調整。
各所電圧チェック。

☆ 備考
AB1級の場合は15Wで歪みが10%位ですが、カソードフォロアー直結の為、20W位伸びています。
直熱管のヒーターはトランス巻線が多くあれば個々に供給出来ますが、少ない場合は共通にします。
この場合の電流チェックで、ハムバランスを出た所の抵抗は2本分の電流が流れ
個々の電流値はOPTの巻線抵抗と電圧降下で計算できますが高圧で注意が必要。
ヒーター回路
ダンピングファクターはON−OFF法で約4.5です。(NFB約7dB)
◎ 特性 Excelデーター

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